有心の百錬、鋼を成す!

常に自分の成長を目指して!

座り続ける現代人 悟りが開けないなら運動しましょう

あなたは一日何時間座っていますか?

 

パンをくわえながら走っていく高校生でない限り、大抵の人は座って

ご飯を食べます。

事務仕事の大半は座ってマウスをクリックをする運動しかしません。

席を立つのはトイレかご飯のときだけの人もいるでしょう。

夜は家に帰り、ソファーに座りながらテレビを見るか、スマホを見るかで

一日が終わっていませんか?

 

トータルで一日8~9時間くらいは座っている可能性があります。

実は人間は座って生活するように進化していないため、座り続ける人生は

体に負担をかけて、健康に被害をもたらすという研究結果があります。

 

我々の体が今のように出来上がったのは旧石器時代だと言われています。

その当時は、狩猟・採取の生活スタイルで、ある人は朝から晩まで

何日もかけて歩き続け狩りを行いました。またある人は木の実や果実、

山菜などの採取のために一日中山を歩き続けました。座って休む時間も

あったでしょうが、それも僅かな時間だったはずです。

 

現代人もその当時と体が変わっていないなら、我々も動き続ける必要が

あるのではないでしょうか?

 

現代社会はどこにでも椅子やベンチが用意され、座るように誘導されます。

今やトイレでさえ、自動で蓋があいて「さぁ、座っちゃいなよ」とお膳立て

してくれます。

 

その結果、全世代で運動不足の傾向がみられ、肥満、糖尿病、高血圧、

骨粗鬆症認知症が増加して深刻な問題になっています。

これらの健康被害を予防する上でも、座りっぱなしの人生から

歩く人生にシフトするべきです。

 

具体的な対策を見ていきましょう。

まずは、一日何時間座っているかを把握します。

できれば座っている時間を約20%短縮させます。一日8時間座っているなら

1時間半は立ったり、動いたりすることです。

エレベーターを使うより階段を使いましょう。少しの距離なら車ではなく

徒歩で移動しましょう。

一時間座ったら立ってストレッチをしたり、少し歩いてから仕事に戻るなど

工夫できるはずです。

どうしても席を立てないブラック企業にお勤めの方は、一時間に一回トイレに

行き、体を動かしましょう。会社の人からは頻尿キャラと思われて社会的に

死ぬだけで、健康な体が手に入ります。

 

普段の生活の中で意識するだけで、立ったままできることや、歩けることが

あるはずです。椅子に座りたくなったら、座ると見せかけてそのままスクワット

する習慣を作るのもいいかもしれません。一に運動、二に運動、それ以降も

すべて運動です。

一年続けられれば劇的な変化があるはずです。老後も元気に過ごしたいなら

今すぐに行動です。

仏陀のように座り続けて悟りが開けるなら有意義ですが、無理なら運動した方が

頭は冴えわたり、優れたアイディアが浮かぶかもしれませんよ。