「人間とはプライドの塊である」
これはわたしの作った格言である。
誰でも他人に良く見られたいものなのだ。そのため虚勢を張ってしまう。
「主人が医者である」「子どもが有名大学に入学した」「高級時計を買った」
一歩間違えば、マウント合戦になり、自慢大会で炎上してしまう。
寒い冬に焚火は最高だが、大火事では鎮火も難しい。
悲しいけど、それが人間の性だろう。
虚勢を張って生き続けるのは苦しいものだ。
ならば、時には弱みを見せるのも一興ではないか?
一流の人間とは弱さと強さの振れ幅が大きい人である。
わたしの好きなMrs.Green Appleの大森くんは今でこそひと際輝いているが、
子どもの頃は引き籠っていた過去がある。彼に限らず、隆盛を極めている
偉人達は悲惨な過去があるからこそ、その振れ幅で多くの人を魅了しているのだ。
普通に進学し大手に就職した順風満帆な人生を送っている人にはスパイスが
足りない。大衆が求めているのは、刺激的な物語なのだ。
だから、弱さを見せることが悪いことではない。あまりやり過ぎるとネガティブ
トルネードに巻き込まれないように、周りは去っていってしまうが、適度な
弱さは人間の奥行を作る。要はギャップである。
普段頼りなさそうに見えるのに、やるときはビシッと完璧にこなす。
このギャップをうまく使えば、あなたは周囲に一目置かれる一流の人間に
なれるだろう。
高いプライドは何の得もないし、誰も見向きもしない。
時に弱さを見せながら生きるもの、人間らしくて好感が持てる。
肩の力を抜いて生きてみてはどうだろうか。