誰もが癖や習慣があるものです。
自分では気づいていないだけで、無意識に行っているのが、癖であり習慣です。
癖や習慣は意識せずできるため、脳のキャパを使わなくていいという利点があります。
毎回繰り返しおこなう行動は、必要なことだと脳が感じるので、脳力を使うまでも
なくスムーズに行動できるようにする仕組みです。
しかし、いい習慣であれば問題ありませんが、悪い習慣だった場合には
どんどん蓄積し、気づいたら結果としてマイナスになっていきます。
逆に、いい習慣を続けた場合には福利の効果もあり、時間とともに
効果は絶大なものになっていきます。
上記の図でもわかるように、習慣は諸刃の剣である。
役に立つこともあれば、足を引っ張ることもある。
毎日の変化は小さいため、いい習慣をしても変化に気づけず、諦めてしまいがちだが、
忍耐強く続けることが大切です。
悪い習慣を変えたいときには、まず無意識に取っている行動である、と言うことを意識をすることです。
そうすることで、自分の悪い習慣に気がつくことができます。
そして、それが悪い習慣を変えるために必要なことです。
行動を変化させるためには、目標をはっきりと明瞭化することです。
目標があいまいなため、ゴールを見失い、いい習慣ができません。
例えば、痩せたいだけでは、ダイエットが成功しませんが、痩せて着たい服がある
など具体的な目標を掲げるだけで、成功率は上がります。
さらに、「いつ」、「どこで」、「何をする」を具体的に落とし込んでいきます。
「健康のために歩こう」ではなく、「毎日、夕食後、公園をウォーキングをする」と
行動も具体化します。具体的にするほど、人間は何をしたらいいか、わかりやすく
なり、習慣化に貢献します。
次に、毎日習慣していることの中に新しい習慣を組み込んでいくことです。
本を読もうと思っても、なかなか続けられない人は、ベッドで眠る習慣に
入れていきます。本をベッドに持ち込み置いておくと、眠りにいくと
本があるため、触る機会が増えて眠る前に読む習慣ができるということです。
まず客観的に自分の行動を見つめ、いい習慣と悪い習慣を確認します。
意識することで、自分の行動をいい方向に導けます。
習慣化する脳を力を使って、自分を成長させるのはどうでしょうか?