部屋に物が溢れて、どこに何があるかわからないことありませんか?
鞄の中から携帯を探そうとして、しばらく捜索していることありますよね?
捜し物をしているという行動は実は自律神経には大敵なのです。
探している時間は無駄な時間でもあり、脳を集中して使い、イライラも
してきます。
このとき自律神経は乱れ、交感神経優位になり、戦闘態勢になっています。
一度乱れてしまった自律神経は元に戻るのに4~6時間くらいかかります。
このため忙しい朝などに捜し物をしてしまうと、一日自律神経が乱れた状態に
なり、情緒が不安定になったり、集中力が途切れてしまったりと
デメリットが大きくなります。
このような事態を避けるために、鞄や部屋を整理、整頓をする習慣を身につける
のが大事です。
鞄の中には必要最低限のものしか入れない。整理しやすいように仕切りを
付ける。いつも同じポケットに同じものをしまう。
部屋はいらない物をしっかり捨てて、床に物を置かない。
出したものを同じところに片付ける。
特に行方不明になりやすいのがスマホです。
スマホは家にいるときには、いつも置く場所を決めて、そこだけに
置くように心掛けます。
いつも持ち歩いて、どこに置いたか忘れるくらいなら、持ち歩かないことです。
持ち歩くとついついスマホを触ってしまうので、スマホ中毒になるリスクが
高くなります。置き場所を決めることは、そこまでいかないと触れないので、
スマホ中毒の予防にもなります。
いつも身の回りが整理、整頓できていれば、探す手間も省けて
気持ちのいい状態になります。
自律神経が整っていれば、体調も優れて、気分も落ち着き、
前向きに頑張れる原動力になるのです。
気分が落ち込みやすいなどの情緒が安定しない人は
まず掃除をしてみましょう。
気分転換にもなり、人生が変わってくるかもしれませんよ。