有心の百錬、鋼を成す!

常に自分の成長を目指して!

呼吸!意識していますか?

普段の生活において、あまり意識していないのが呼吸です。

しかし、呼吸をして酸素を取りこまないと、5分も経たず脳が酸欠で

大惨事に至ります。

 

大ヒットした鬼滅の刃でも水の呼吸など、いろいろな呼吸法によって

体をパワーアップし鬼に勝ってきました。

それはあながちフィクションではなく医学的に理にかなっていると思います。

 

呼吸によって得られるメリットは脳の機能回復、集中力の強化、記憶力アップ、

情緒の安定、不眠の改善、冷え性の改善、食欲の改善、偏頭痛の予防など

多岐に渡ります。

 

しかり、現代人の多くはこの呼吸のメリットを最大限に享受できていないのです。

 

この原因のひとつにスマホタブレットなどの長時間使用です。

スマホを見るために首が下に曲がり、背骨は曲がり猫背になり、

腕は前傾姿勢になります。

 

このような姿勢になると肺が圧迫され十分に酸素を取り込めません。

また、呼吸も浅く、しっかり吐ききる前に空気を吸い込むため

新鮮な酸素を大量に肺に入れることができません。

 

さらに呼吸を浅くしているのが、交感神経が優位になっている日常があります。

それは仕事や人間関係で疲弊し、心が安まらないせいです。

呼吸を整えるのは副交感神経の仕事ですが、それが優位になるためには

リラックスして心にゆとりがあるときです。

 

では、これを改善するにはどうしたらいいのか?

 

それにはまず姿勢を正しましょう。

一旦スマホを置いて、まっすぐ前を見つめましょう。

そして背筋を伸ばし、腕を後ろにそらし、胸を張ります。

 

どうでしょう?

姿勢を正すだけで、たくさん空気を吸い込める気がしませんか?

 

そこまで出来たら、今度はたくさん空気を取り込むため

お腹に力を入れて腹式呼吸をしてみましょう。

しかし、普段意識していないときは胸式呼吸になっていると思います。

 

胸式呼吸では、肩や首の筋肉を使って呼吸をするため、深い呼吸にはなりにくいです。

肩や首を酷使するため肩こりや偏頭痛の原因にもなります。

 

腹式呼吸は横隔膜を使って呼吸するため、お腹に力を入れて意識することが必要です。

その分、肺を大きく広げられて大量の空気を取り込むことが可能です。

 

腹式呼吸ができたら、

ゆっくり鼻から空気を吸い込み、今度はゆっくり口から空気を吐きましょう。

どちらも4秒くらい時間を掛けましょう。

それを何回か繰り返します。

 

毎日の生活で怒りや不安になったり、寝付けなかったりしたときは

姿勢を正し、ゆっくり深呼吸をしてみましょう。深呼吸をして呼吸を整えるだけで

自律神経が安定するとともに、副交感神経が優位になってきます。

そうすれば、情緒も安定し心に安らぎを感じます。副交感神経優位で

入眠へも誘います。

 

普段意識していない呼吸も意識して、しっかりおこなうと意外に大変では

なかったですか?

これは毎日練習すれば自然を身につきます。まずは意識して集中することです。

しっかりとした呼吸ができれば、日々の生活の不調も減ってきます。

全集中で頑張ってください。