昨日、訃報を聞き驚きを隠せませんでした。
ドラゴンボール、Dr.スランプ アラレちゃん、ドラゴンクエストなど
数々の名作を世に打ち出した鳥山明さんが亡くなりました。
小学生の頃、ドラゴンボールは人気で学校でも ”かめはめ波” を
みんな真似して遊んでいました。当時ドラゴンボールは夕方に放送されていたので、
友達と家で遊んだときはアニメを見たら帰る、という合図的な役割でした。
夏休みになると朝10時からアラレちゃんを見るのが日課になっていました。
夏休みの宿題をやっているように見せかけて
親に隠れて見ていたのは、今でも記憶に残っています。
個性的なキャラに毎回魅了されていました。
初めてドラゴンクエストをしたのは小学校低学年でしたので、
まだやり方も分かりません。自分ひとりでは攻略できず、兄に教えてもらいながら
やっていた記憶があります。その当時はドラクエ3が出たころなので、
復活の呪文も必要なく、「簡単になったな」と幼心に思いました。
学校に行けば誰かしら漫画やゲームの話題の話をしていたので、
物覚えの悪い私でも、鳥山先生の名前は記憶に鮮明に残り、
漫画家さんはすごい人だと思ったものです。多くの方に影響を与えたことでしょう。
それから30年近く経っても、その業績は色褪せることなく、
常に我々に新しい世界を提供し続けてくれました。
最近「SAND LAND」という短編も発表しましたが、最期まで
全力で生きる姿勢に、自分も鼓舞されました。
まさしく職人そのものだったのでしょう。
「ここまででいいか」と思ったら人間は成長しません。
常に死ぬまで向上心を持って生きることが、生きる意味になり
人生を豊かにします。道を探すのではなく、自ら歩くところが道になるのです。
それを身をもって証明した方ではないでしょうか。
きっと鳥山先生も充実した楽しい人生だったに違いありません。
多くの人が憧れる生き方だったことでしょう。
本当に残念で仕方ありません。
心よりご冥福をお祈りいたします。