有心の百錬、鋼を成す!

常に自分の成長を目指して!

サンタは実在する それは希望への光

昨日はクリスマス。

皆さんはどう過ごされたでしょうか?

幸せな一日を送れましたか?

プレゼントはもらえましたか?

 

大人になるにつれて、サンタを信じなくなる人もいるでしょう。

親がプレゼントを渡している影響でしょうか?

それとも、この情報化社会が仇となっているのか?

 

結論から言いますが、サンタは実在します。

 

それは世界中の人々がクリスマスを待ち遠しく思い、サンタを

信じているからです。

 

サンタを信じていない人ですら、クリスマスが近づくと、気持ちがワクワクして

楽しくなります。クリスマスツリーや街のイルミネーションをみて、

心が踊ります。これはみんなサンタの魔法に掛けられている証拠です。

みんながサンタを信じなくなったら、消えてなくなるでしょう。

これは言葉の概念とよく似ています。みんなが同じ言葉を認識することで

その言葉に意味が与えられます。

つまり、サンタはみんなが知っていて、同じ概念を共有している時点で

存在に意味があるのです。

 

サンタと同じように、みんなが信じていることによって実在しているものが

あります。それはお金と国家です。

 

お金は実態はあれど、そのものには同等の価値はありません。

しかし、それで物を買ったり、サービスが受けられるのは、みんながお金の価値を

信じているからに他なりません。

お金はみんなが信じ続けている限り、その価値が存在し続けます。

サルに「お金とバナナを交換してよ」と言っても怒られるだけです。

もしお金に価値が実在するなら、サルはバナナと交換してくれるでしょう。

 

では、国家はどうでしょう?

確かに日本という国は存在します。

しかし、日本のことを知らない、例えば通りすがりのエイリアンが

日本に立ち寄ったとします。誰もが、「ここは日本だよ」と必死に説明しても、

ここにあるのは島(日本列島)だけです。エイリアンからすれば、

日本という存在はなく、ただの島に、サルがいるだけという認識しかありません。

人間がここに国家があると信じることによってのみ、国家は存続できるのです。

 

そう思うとサンタやお金や国家も宗教に近いような感じもします。

すべては信仰によってのみ、命を吹き込まれ、存在が認められます。

神のように。

 

サンタはみんなの心に生き続け、お金や国家のようにはっきりと目に見えています。

サンタはいないと思って生きるより、信じて生きた方が人生楽しいとは

思いませんか?

何事も気の持ちようです。すべてに悲観して生きるより、すべてに希望を持って

生きることが、人生をより良く、充実させることでしょう。

ギリシャ神話にでてくる冥界の入り口には「ここを通る者はすべての希望を

捨てよ」と書かれています。

希望を失うことは、生きる意味を失うことになります。

 

もうすぐ新しい年が始まります。

新しい年はまず信じることから始めましょう。

信じることは希望への第一歩です。