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結婚できない国、日本

国の調査によると2050年には日本の人口の半分が未婚、独り身という

概算が出ています。日本の人口減少に歯止めが利きません。

政府は結婚や出産を支援する動きを出していますが、焼け石に水の状態です。

 

では、なぜ結婚しない人が増えているのでしょうか?

 

一つ目の理由としては、昔は結婚するのが当たり前で、結婚することで

お互いに食べていくことができました。しかし、現在は結婚してお互いの収入を

当てにしなくても、稼げてしまうことが問題です。

男女ともに経済的に自立しているということでしょう。

女性の社会進出は歓迎することですが、結婚や出産に限っては

男女どちらかが我慢しなければならないのでしょう。

 

二つ目の理由が、価値観の統一です。

昔はインターネットがなかったので、情報が少なく、世間に流されることなく

各自、自分というものを持って行動していました。

その当時は亭主関白やかかあ天下など、今ではあり得ないと思う形態が

普通に存在していました。しかし、その家庭においては普通なことで

決して世間が思うような悲惨な状態ではなかったのです。

つまり、当人たちにはその価値観があっていたと考えられます。

 

しかし、インターネットの普及により結婚や家庭の価値観の統一が進みました。

「こういう家庭が一般的だ」「幸せな結婚とはこうあるべきだ」という理想論が

一般化して型にはまりきれない人々は、息苦しさを感じて人生を生きることに

なります。理想と現実のギャップに絶望して結婚を諦める人が増えたのです。

 

人はみんな違い、価値観もみんな違います。100人いれば、100通りの

結婚や家庭があっていいはずです。

お互いに話し合い、それぞれの考え方で生きていけば、自然と結婚して家庭が

できるものではないでしょうか?

 

結婚はしていなくも、運命の人は意外に近くにいるものです。

しかし、この人と生きていきたいという決心だけが足りないのです。

それさえあれば、誰でも結婚できます。

現在の人は考えすぎて行動ができない人が多いですが、

飛び込んでみないと解らない世界もあります。

結婚もしてみれば、意外にいいものかもしれませんよ。

自分に合っていなくて別れても世間からは気にされません。

一緒に生きてみたい人がいれば、是非一歩踏み込んでみましょう。