現代社会は過去にないほど、混沌として変化が多い時代だと言われています。
確かに毎年のようにスマートフォンは新機種が発売されたり、Apple Visionのような
AR仮想現実が開発され、テクノロジーの進化に驚かされます。お店では電子マネーや
しかし、昔から変化は起こっていて、戦争、農業革命、宗教革命など変化しない
時代はなかったのです。いつの世も、変わっていく中で我々人類は変化に適応する
能力を獲得してきました。逆に言えば、変化に適応できない人間は淘汰されて
きました。人類が広いサバンナに進出し二足歩行に適応した時代。まだ四足歩行だった
仲間は猛獣に襲われたり、次の餌場まで長距離の移動ができず、絶滅していきました。
現代においても生活や社会の変化に素早く適応したものは、成功者となりました。
インターネットができれば、マイクロソフトやグーグルといった会社ができ、
スマートフォンができれば、Uber,Instagram,TikTokなどのスマートフォンに
特化した会社が出現し覇権を握ります。どの会社も変化に素早く適応したからこそ
成功を収めたのです。
個人においても、凝り固まった思考では、成功はあり得ません。
例えば、ゴルフをイメージしてください。人生はコースです。
そこにはラフやバンカー、池などの障害がたくさんあります。
頭の固い人はすべて１本のクラブでなんとかしようと藻掻いているのです。
それぞれの障害にはそれ相応の対応があるのです。頭を柔軟にして、
他のクラブという選択肢をたくさん持つことで、難関なコースを攻略できます。
学校では正解か不正解しかないと教わります。間違えればバツをもらいます。
このような教育の元で育ってきた人間は柔軟性に乏しくなります。
常にひとつの答えを求め続けるからです。
しかし、人生においては正解も不正解もないものが、たくさんあります。
正解は複数あることさえあります。この発想に気づけるかどうかで
悩む回数が減少していきます。柔軟な発想とは、気持ちを楽にする人間が
本来持っている機能なのです。教育という上書きによって忘れているだけです。
これからも生活は急速に変化していきます。昔はよかったと思い出に浸っている
人は時代に取り残され淘汰されていきます。テクノロジーや社会の仕組みは
便利で楽になる方に進んでいきます。人間は少しでも楽したい生き物だからです。
例えば、最近クレジットカードのタッチ決済が進んだのも、カードを差し込むのが
面倒だからです。
時代に取り残された感じがしたり、新しい技術に困惑するのは、どこか否定的で頭が
固まっているためです。柔軟に考えて時代に適応していくことが、これからの時代を
生きていくのに必要なことではないでしょうか。
自分がどんな考え方をしているのか、今こそ思い返すときです。
あなたは淘汰されずに生き残れそうですか？
