有心の百錬、鋼を成す!

常に自分の成長を目指して!

エイプリルフール

4/1はエイプリルフールだったので、いたずら心に火が付いた人もいるのでは

ないでしょうか?

起源は不明ですが、ヨーロッパで年号が変わったのが由来だっだり、

インドでは悟りの修行が春分から3月末まで行われていましたが、すぐに

迷いが生じることから「揶揄節」と呼ばれたのが由来だったりします。

日本に入ってきたのは大正時代と言われるので意外に昔からある習慣なんですね。

 

エイプリルフールは一年で一度、嘘をついていい日とされますが、

嘘を付くのは一時の楽しみだけで、何も良いことがありません。

できるだけ言わないのが自分のためです。

 

自然の物には偽りがなく、すべてが真実のみで構成されます。

逆に、嘘は自然の摂理に反することなので、自然と淘汰されるようにできています。

つまり、嘘を付くことは、やがてばれて信頼を失うだけなのです。

 

昔の人はそれを知っていたので、宗教やイソップ物語などの童話で

誠実に生きることを教えてきました。

 

しかし、現在では詐欺や商品偽装、フェイクニュースなど嘘は我々の生活に

身近になってしまいました。バレないと思っているなら人間としての品位が

下がってしまっているし、だましてやろうと思っているなら世の中がおかしく

なってきているのでしょう。どちらにしろ、人間の本来あるべき姿を忘れて

きてしまっている気がします。

 

こんな世の中では、自分自身にすら嘘を言って生きている人もいます。

「生きるのが苦しくても平気な顔して過ごしている」「自分の気持ちを押し殺して

我慢して生きる」これではうつ病や自殺者が増えるのも納得します。

自分が思ったように生きられないのでは、自分の人生ではなく、他人が書いた

物語を生きる登場人物です。主役ですらありません。

それでは楽しくもなく、何のために生きるのかさえ疑問です。

 

心のままに生きることは、他人に迷惑を掛けて生きることではありません。

周りは都合のいいようにあなたを操ろうとしてきます。しかし、あなたは

自分の生き方、考え方を周りに高々と宣言をおこない、独立するのです。

植民地ではいつまでも採取されるだけです。逆に、独立すれば一国として

周りから尊重されます。それでこそ他国と同等に接することができるのです。

人間関係も一緒です。

他人にも自分にも嘘を付かず誠実に正直に生きていれば、周りはあなたを信頼して

いい人間関係を築くことができます。やがて、それは成功へと導く基礎に

なっていきます。ただ一度の嘘にも溺れてはいけません。すべては自分に

跳ね返ってきますからね。