先週娘が発熱してから、私も体調を崩してしまいました。
そこまで高熱ではないものの、下を向けば鼻水が止めどなく溢れ出てきて、
パソコンも開けない状態でした。微熱でも地味に辛く、夜しっかり眠れないのが
なかなか良くならない原因だったのでしょう。
病気になってはじめて健康の有難さが身に沁みます。
風邪は細菌やウイルスに感染して発症しますが、発症するかどうかは
自律神経にかかっています。自分の免疫系が正常に働いていれば、感染したところで
やっつけることができるので、問題になりません。しかし、自律神経が乱れると
腸内の免疫系も乱れて、抵抗力が落ち発症に至ります。
病気になりにくい人は、普段から自律神経が安定している人なのかもしれません。
自律神経は自分では制御が無理なので、呼吸によってコントロールするか、
腸内を整えることによって、間接的に影響を与えることができます。
我々が一番取り入れやすいのが、バランスの取れた食事をして腸内の環境を
整えることです。一日の食事でできるだけ多くの食材を食べること。そして
旬の食材を食べることが重要です。某製薬会社のサプリが問題になっているため、
ここでサプリについての国際的な評価を見ていきましょう。
サプリは食事では足りない栄養素を補充する意味合いで、多くの会社から
多数の種類のものが発売されています。しかし、アメリカではサプリ自体に劇的な
効果はないという論文結果がでているため、実際の効果は宣伝効果で謳っている
ほどではないでしょう。鉄欠乏性貧血など明らかに鉄分が不足している場合には
効果があると思いますが、どちらにしろ自己判断ではなく医師の診断のもと
必要であれば飲むくらいでいいのです。
サプリにお金をかけるくらいなら、食材にお金をかけたほうが体は喜びます。
人工的に作られたものより、天然のもののほうが、体には馴染みやすいでしょう。
野菜は収穫されたときから栄養素が減り始めるので、産地直送の野菜や地元産の
野菜を選ぶことです。旬の野菜も栄養素が高いので、季節ごとに食べるように
しましょう。
日頃から勉強して、体にも気を配っているのに関わらず、体調を崩してしまったのは
まだ精進が足りないということでしょう。もう少し療養したら、また運動も
再開したいです。週末は桜も咲くようですしね。