年末になると大掃除ですよね。
部屋をきれいにして新たな気持ちで新年を迎えたいものです。
部屋を片付け始めるといらないものの多さに驚愕しませんか?
何年も来ていない服や、古くなった鞄、いらなくなった雑誌など
溜め込んでいることも多いと思います。
なぜ人間は思いきらないと片付けられないのでしょう?
一つの理由として、人間は一度手に入れてしまうと、たとえいらないもので
あっても、その所有権を手放せないという心理が働くからです。
人間は所有物を捨てることは、損してしまうと思ってしまうものなのです。
では、心を痛めずに片付けるためにはどうしたらいいのでしょう。
そのためにはこんまりさんこと近藤真理子さんの片付ける術が
大いに役立ちます。
こんまりさんのやり方は物をいきなり捨てるのではなく、一度物をすべて
出します。その中から拾い上げるという行為をおこないます。
そして、その物が本当に心ときめくのかを確認します。
ときめかないものは、そのままゴミ箱へ置いていきます。
捨てるという行為は損する心理が働きますが、物を拾い上げるという行為は
勿体ない心理が働きにくくなるので、心痛めることなく部屋が片付いていく
はずです。
散らかったり、いらないものに囲まれると、自律神経が常に警戒して
乱れる原因になります。さらに、欲しい物が瞬時に探せないときも
自律神経が乱れ、体に不調をきたす原因になります。
常に自律神経が乱れると、不眠になったり、情緒が不安定になったり
健康被害が出ていまいます。
年末の大掃除ではなく、常に頃から整理整頓をする習慣を身につけましょう。
もうすぐ年末です。
大掃除して整理整頓した後、それを継続できるように頑張りましょう。