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時間の奴隷か?それとも時間の支配者か?

今日から2月です。あっという間に1月が終わってしまったと感じる方も

多いでしょう。昔から「1月は行く」「2月は逃げる」「3月は去る」と

言われるように新年明けると、光陰矢の如く時間が過ぎていきます。

 

これは年が明けるとやらなければならないことも多く、気持ちも焦っているため

早く時間が過ぎるような感覚なのでしょう。

科学の分野では、時間の流れは一定ではないこと議論されています。

証明は難しいですが、楽しいことはすぐに時間が過ぎ、辛いことは時間が長く感じる

ことは誰もが経験していることだと思います。

 

時間という概念が時計で刻まれるようになったのは、産業革命の頃です。

農村では日の出と共に起き、日が沈むと就寝というサイクルを繰り返し生活を

していました。しかし、産業革命で工場ができると、始業や終業が時計による

時間で管理されるようになります。それまでロンドンとその他の地域では、独自の

時間が使われていました。つまり、時差があったのです。鉄道網が引かれ

物理的距離が縮まると、グリニッジ天文台を標準時間と定める法律が制定され、

イギリスの時間が統一されます。この時期から我々は時間の奴隷となり、

過ぎ行く時間に怯えながら生きることになったのです。

 

時間は貴重であるけれど、その重要性を理解している人は少ないのではないで

しょうか?毎日計画的にタスクを処理している人は何人いるのか?

大抵の人は仕事に追われ、家に帰ればテレビやスマホを見て、気付いたら寝る時間と

いうサイクルをしていることでしょう。

その生活スタイルは時間の無駄以外なんでもなく、貴重な時間を

湯水のごとく垂れ流しています。

分単位の細かい計画までは必要ないですが、「帰ったら本をここまで読む」

「何時から筋トレをする」「今日中に仕事の資料をまとめる」などの一日の計画を

しっかり練ることが時間を有効に使う手段です。計画的に生きることは時間を有効に

活用し、充実した人生を送るのに必要なことです。その習慣ができれば、あなたは

時間の奴隷ではなく、支配者になることでしょう。

 

私は去年の同じ時期に比べて1月が長く感じました。去年と何が違うか考えたところ

読書と筋トレを習慣にしていたのです。充実さは時間をゆっくり感じさせ、

満足感を促します。誰にでもできる習慣です。

是非、計画性のある生活で日常を輝かせてみませんか。