中世から戦後に至るまで身分制度による格差があり、人々は平等とは程遠い
生活をしていました。国際連合が組織され、基本的人権を基に世界中で平等が
制定されます。
では、今の世の中は平等になったのでしょうか?
昔に比べれば、確かに進んだことでしょう。しかし、未だに平等からは
程遠いのではないかと思います。
平等だと思っている人には申し訳ないですが、我々は生まれながらにして、すでに
格差があるのです。
親ガチャという言葉が出てきてるように、お金持ちの家に生まれれば進学に
優位な学校を選択する幅も広がり、高収入の職に就くこと可能になります。
また、高学歴の家庭に生まれれば、他の人よりIQが高い可能性があります。それだけ
でも勉強に優位になります。アスリートの家庭に生まれれば、運動神経は抜群で
しょう。先進国に生まれるか途上国に生まれるかでも、変わってきます。
生まれ以外にも格差はあります。
まずは男女の格差です。統計的にも男女の賃金格差がひらいているのが現実です。
また就職においても男性の方が優位で、管理職や役員に選出されるのもほぼ男性です。
経済格差も広がる一方です。
新NISAも始まりましたが、結局投資できる金額が大きい人ほど、複利の力で
さらにお金持ちになっていきます。税金にしても社会保障や所得税などで
半分近く取られていきます。しかし、投資における税は20%です。
ここでも格差を感じます。つまり、お金持ちほど優遇され、さらにお金持ちになる
システムが出来上がっているのです。
では、格差をなくすにはどうしたらいいのでしょう?
こればかりは解決策が見つかりませんでした。格差自体をなくすことは不可能です。
しかし、気にしないようにする方法はあります。格差が気になるのは他人と比較する
から格差を感じるのです。つまり、他人を気にせずに、自分の立場、所有物に
満足することです。自分が満ち足りていれば幸せに感じるはずです。
SNSは他人との比較の温床です。それを見て一喜一憂しても時間の無駄です。
たとえ、家が貧しくても、低学歴でも、正直に、誠実に他人のために生きていく
ことをすれば、成功を収める可能性が上がります。素晴らしい人格には、それ相応の
人生が伴ってきます。世の中はチャンスで溢れています。それを見つけて手に入れる
ことのできるのは、成功を信じた者だけです。
格差に落胆せずに、なりたい自分を信じて、努力し続けること。
信念はあなたを素敵な未来に導いてくれるでしょう。