植物っていいですよね。
ずっと観ていても飽きません。
私の家は、室内の観葉植物と、庭にも色とりどりの花や木々があり、
季節を感じたり、癒やしを貰っています。
人間も自然の一部です。もちろん体も自然なものでしかできていません。
本来は自然の中で生きるのが、人間の本来の姿なはずです。
しかし、人々の多くは都会に住み、人工的な建物や道路に囲まれ、
原因不明の疲労感に悩まされます。
人間が自然に癒やされるのは、自然が奏でる1/f揺らぎという波長にあります。
これは海の波や自然の木々の形、鳥のさえずりなどに見られる波長です。
例えるなら、人工なものは直線的で冷たいのに対し、自然は柔らかい曲線で
温かみがあるものだとイメージしてもらえるとわかりやすいと思います。
人間も自然の一部だといいました。故に、自然な波長が合うのです。
自然の中をハイキングすると、周囲と体の波長が同調し、自然な
リズムを刻みだし、リラックスしていきます。これが癒やされるしくみなのです。
もし、体調不良を感じたなら、自然の中で過ごしてみましょう。
また、植物は光合成をして二酸化炭素を吸収し、酸素を吐き出します。
要するに空気を綺麗にする効果もあるのです。
生物は進化の過程で、それまで毒だった酸素をエネルギーにすることに成功します。
酸素にはオゾンやオキシドールなど、消毒に使われるくらい毒性があり
生物にとっては毒なのです。
しかし、それを解決してくれたのが、ミトコンドリアという微生物です。
それを体内に取り込むことで、生物は酸素を無毒化して、地球上で生きていくことが
可能になったのです。この共存共生はまさに奇跡だったのでしょう。
長い地球の歴史の上で、世界中から植物が姿を消しています。
温暖化が進み、砂漠化が進んでいます。人間が開発をし過ぎることで
熱帯雨林が消え、住宅地が広がります。
このまま進めば、地球は人の住めない星になってしまいます。
「誰かが何とかしてくれるだろう」と期待してはいけません。
我々一人ひとりが変えていく意識を持つことが大切です。
まずは、観葉植物から始めてみてはどうでしょう。