有心の百錬、鋼を成す!

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記憶に残る読書とは

樺沢紫苑先生のアウトプット大全を読みブログを始めるきっかけになりましたが、

もうひとつ読書に対する考え方を変えた本として西岡壱誠さんの東大読書があります。

 

この本を読んでから文章を読む姿勢が変わったのです。

今まではさらっと読み進め理解した気になっていたのと、量をこなすことに

重きを置いていた気がします。

しかし、いざ本の内容を問われると理解に乏しいことに気づき肝心な知識を

得れてなかったのです。

 

では、どういう読み方が一番なのか説明していきます。

 

まずはいきなり本を読み始めるのではなく、本のタイトルや帯から内容を推測し

仮説を立てるのが大事です。表紙からも多数の情報が得られるためです。

本編を暗い森に例えると、この作業はおおまかな地図を作成するようなもの。

地図もなしで森に入れば迷ってしまいます。

 

次にこの本からどんな知識を得たいのか考えます。もちろん本を買うとき

この知識が知りたくて買うと思います。この知識を得ることが最終の目標です。

これも例えるならライト(灯り)です。

 

ここまで準備できれば地図とライトを持って森に入るので迷わなくてすみます。

もちろん、詳細の地図を手に入れたわけではないので、本の内容を読みながら

地図を修正する必要があります。

 

結局、本を読む目標をしっかり持って、何を得ようとしているのかを

明確にしない限りだらだら読んで、知識が定着しないのです。

 

また読んでいるときに、著者が言っていることを鵜呑みにするのではなく

その内容に疑問を感じたり、質問を考えたりしながら読むのも効果的です。

これは本を読むのがインプットであり、疑問や質問を投げかけるのが

アウトプットになるからです。インプット→アウトプットの繰り返しで

知識が定着してくるので、この方法は効率的です。

 

最後に重要なのは要約する力です。

本を読んだあと、その内容を短くできれば、完全に内容を理解していることに

なります。例えばツイッターの140文字、さらに頑張って本の帯くらいに

まとめられれば、最高です。

内容を熟知しているからこそ、著者の言い分を理解して自分の言葉にできます。

 

最近本を読むスピードが少し低下しましたが、その分内容を理解しながら

読んでいます。そのおかげか、本を読んだ後に内容を覚えていることが

多くなり、充実感と満足感を感じています。

気になった人は一度東大読書を読んでみてください。