コミュニケーションとは、相手の言葉に同意を得て理解するということです。
我々が普段、コミュニケーションだと思って話していることは、だたの会話で
コミュニケーションまで達していない可能性があります。
相手と腹を割って話しをする以上は、まず自分が相手を理解しようとする
態度、心持ちが必要になってきます。相手を理解しようとする姿勢や態度で
対応していくと、相手も心を開いてくれます。
しかし、自分のことを知ってもらいたい気持ちが強く、一方的に自分の意見を
押しつけてしまう傾向が強いです。これは、それぞれが見ている世界が
違うのが問題なのです。
我々はこれまで長い間、自分の意見が正しいと思い生きてきました。
つまり、自分の価値観という眼鏡を通して世界を
見ているということです。もちろん、相手も自分の眼鏡をかけて見ているので
絶対同じものは見えていないはずです。
そのことに気が付かないと「何で相手は理解してくれないのか」
「なぜ、こんな正しいことも知らないのか」と考えてしまい、
理解し合うどころか、溝が深くなってしまいます。
我々は違う人間で、違う見方をして、違う価値観に生きています。
もちろん、それぞれの眼鏡をかければ、それぞれが正しいのです。
その違いを理解してこそ、コミュニケーションが成立します。
相手が違う考えを持っているなら、それを理解し、自分の考えとして
取り込むのです。そうすると自分の幅を広げられて、成長へと誘います。
自分を理解して、寄り添ってくれる相手を、嫌いになる人はいません。
まずは、配偶者、子供、家族、同僚からコミュニケーションをとる
練習です。小手先のテクニックではなく、誠実に相手を思って、理解に
徹するのです。新のコミュニケーションができるようになれば、
人間関係が良好になり、人生の土台がしっかりします。
それができてこそ、はじめて成功へと歩きはじめるのです。