キリスト教の人々は熱心に神への祈りを捧げる。
食べ物を食べることができた時、神に感謝し祈る。
温かい家で寒さをしのげた時も神に感謝し祈る。
人生がうまくいかない時にも神に祈りを捧げ、助けを求める。
問題が発生した時も神に祈り解決策を求め祈り続ける。
このように日常生活では、多くの場面で祈りを捧げ、神を崇拝している。
一見オカルトのような胡散臭さが漂ってきますが、
ここはさすが、世界一位の信者を持つ宗教である。
キリスト教は実は科学的にも根拠のある偉大な哲学なのです。
仏教しろ、イスラム教にしても、人生を清く正しく生きるための道を
示しています。心を平穏にして、人付き合いを円滑にするための
極意が詰まっています。
最近は宗教の問題がニュースにも取り上げられ社会問題になっていますが、
本来、宗教は心の拠り所となるべきなのです。それを悪用するとは
言語道断です。
そういう問題が取り上げられると、宗教は悪だと考える人も出てきます。
しかし、本来の宗教の教えを正しく学び、生活に生かせば、これほど
心地よく、幸せに溢れた気持ちになれるものは他にはありません。
今回は祈りについてなので、祈り効果を科学的に見ていきましょう。
一つ目の効果は、悩みや問題を口に出して唱えることで、問題を明確にすることです。
悩みや問題を口に出せる時点で、その人は自分の悩みや問題を理解しています。
漠然と悩んでいる人は自分の問題を理解できず、混乱している人です。
問題を認識できてこそ、解決策が得られるのです。
最初の効果は自分の悩みや問題をしっかり理解することができることです。
二つ目の効果は神や神父さん、他人に悩みや問題を打ち明けることです。
誰もが経験があると思いますが、悩みを聞いてもらうだけで、心が軽くなります。
打ち明けにくい悩みであっても、神はしっかり聞いてくれます。
次の効果は祈るだけで、悩みを他人と共有し心の疲労を分散させることができます。
最後の効果は、祈ることで自分の心が平穏になっていき、
自分の秘めたポテンシャルが発揮されることです。
悩みや問題がある場合、人間は焦りや恐怖から、周りが見えにくくなります。
視野の狭さが、余計に悪循環へと繋がっていきます。
祈りは自分を落ち着ける効果があり、次第に冷静さを取り戻します。
冷静になり、問題がきちんと把握できれば、解決策は自ずと見えてきます。
人生の問題の大半がたいした問題ではないのです。
ただ、自分の視野が狭まり、見えていないだけ。
これらの科学的な検証から、祈りの効果を絶大だと思います。
人生道に迷うことが多いですが、そんな時は立ち止まり、祈りを捧げてみましょう。
霧が晴れて、正しく進むべき道が見えてきますよ。