宗教と聞くと、なんだか怖いイメージがあるかもしれませんが、
我々日本人には、生活の中に宗教が入り込み、知らず知らずの内に
触れ合っているのです。
特に仏教は広く広がり、数多くの寺を目にしたり、葬儀などでも
馴染みが多いと思います。
心が病んでいる時や、迷いがある場合には仏教の教えによって
心が軽くなることもあります。
お釈迦様の教えの中に、悩みを解決する四聖諦(ししょうたい)があります。
・生きることには苦しみが伴う
・苦しみには原因がある
・苦しみは取り除くことができる
・苦しみを取り除く方法がある
というシンプルな思考法です。
つまり、悩みは原因があり、解決策が必ずあるというものです。
解決できないこともあると思いますが、それは自分ではどうすることも
できないことなので、無視するのが効果的です。
大抵の悩みは、原因され分かれば、簡単に解決できることが多いので問題ありません。
しかし、多くの人が悩むのは、自分の心が見えない、見ようとしないためです。
一旦、立ち止まり、自分の心を見つめ直し、なにを感じているのか、
どんな感情が芽生えているのか理解するのです。
しっかり理解ようと心がけると、心のもやが晴れて、原因が見つかり、
悩みが解決に向かいます。
感情自体に目を向けていると、いつまでも感情に振り回され悩みが増えていきます。
普段から自分の心を見つめ、理解することに努める習慣を作ると、心が安定し
少しのことでも動じなくなります。
できる人間は人の言動に左右されず、自分の信念を貫きます。
もし、成功する人になろうと思ったら、仏教の考え方も参考にしてみては
どうでしょう。