人と話すのが苦手な人も多いと思います。
私も苦手で何を話したらいいか、わからなくなって戸惑ってしまいます。
予め会う予定の人がいる場合には、下調べをして質問を10~20個ほど
用意しておくと、ふと訪れた間で「そういえば、お聞きしたかったのですが....」
と切り出せたりします。
まずは出来るだけ念入りに準備をおこないます。
準備の段階でほぼ90%くらい成功すると言われるくらい準備は大切です。
外科医の先生も手術前の準備に時間を掛け、レントゲンを見たりやシミュレーションを
繰り返し、本番に備えて初めて手術が成功するそうです。
次に話すスピードですが、心地よい会話のテンポは人それぞれです。
相手がゆっくり話す人なら、自分もそのテンポに合わせてゆっくり話しましょう。
沈黙になっても問題ありません。「どうしよう、盛り上がらない」と不安になり
焦って、その間を、矢継ぎ早に埋めにいくと、相手も問い詰められている感じがして
困ってしまいます。一呼吸おいて、最初の質問をゆっくり思い出しましょう。
また相手が話しているときはしっかり聞くこと。
つい話の途中でかぶせて話してしまうこともあると思いますが、
まずは最後まで相手の意見を聞きましょう。自分の発言はその後です。
相手の話している最中に、「話を盛り上げないと」「いい質問をしなくては」など
他事を考えていると相手にもそれがバレます。
そんなときは「おっしゃる通りですね」と受け止めて
「それは自分にはない視点でした」などちょっとした感想を言うだけで
相手は喜んでくれます。
話を聞いてるときのポイントは表情とうなずきです。
何かしらリアクションがあると相手は話しやすいので、柔らかい表情で
ゆっくり、うなずきましょう。
講演会など大勢の前でよく話す人でも、リアクションがある人がいると
話しやすいと言われます。もし講演会や勉強会に参加する機会があれば
最前列でリアクションして、質問をたくさんしてみてください。
講師の先生も喜ぶはずです。
人との会話はコミュニケーションの基本なので、毎日が練習です。
その人のことを注意深く観察し、少しでも変化に気づくことも
次の会話につながるポイントです。
是非、日常に取り入れてみてください。