有心の百錬、鋼を成す!

常に自分の成長を目指して!

ヘルシーな料理はおいしくない?

肥満気味の人や家族がいると、野菜中心のヘルシーなご飯が

多くなります。やはり太っているのは、将来病気になるリスクも高いですし、

どうせなら健康で長生きしてほしいですよね。

 

最近は健康ブームでスーパーでもコンビニでも、健康志向の強い商品を

目にすることが多くなりました。低脂肪、低カロリー、低糖質など

この表示を見ない食品はないというくらい多種類のものが陳列されています。

 

しかし、余程意思の強い人や健康マニアでない限り、なかなか手に取らない

商品でもあります。

これは、低脂肪、低カロリー、低糖質のものは体にはいいですが、

私たちの脳はヘルシーなのものは美味しくないと漠然としたイメージを

持っているからです。

 

脳は原始時代から栄養不足で死なないように高カロリーのものを好んで

食べるように進化してきました。その名残もあるため、栄養素の高いものが

美味しいと脳にインプットされています。

人間は美味しくないものを好んで食べません。つまり、無意識下では、

健康にいい食事は脳から排除されてしまう可能性があります。

 

では、どうすれば、自分や相手に健康食品を勧められるのでしょうか?

 

まずは、「健康にいいから食べなよ」「低カロリーのものにしなよ」ではなく

「これは美味しいから食べてごらん」「後味がさっぱりするよ」など、

成分的な問題より、味が美味しいことをアピールするのがいいでしょう。

 

確かに高カロリーのものに比べたら、物足りない感じはしますが、

企業努力の結果、最近の健康食品はかなり美味しくなってきています。

ただ、脳が勝手にイメージを膨らましているだけなので、

手に取って一度食べてみることが大事です。先入観で拒否しているだけなら

一度食べてみれば、「案外いけるかも」と思うかもしれません。

 

慣れてしまえば、手に取る回数も増えます。たくさん食べることによって

徐々に、その物が好きなってくることが心理学的に認知されています。

一度、習慣にしてしまえば、後は自動的に脳がヘルシーなものを

選んだり、目に付くようになります。

 

ここまで来れば、健康な体は目の前です。

ダイエットは運動より食事です。

自分自身も家族も健康で何不自由なく暮らせていけるように

日々の生活を見直して行きましょう。