いつも持ち歩くカバンの中に何を入れていますか?
余分なものが入っていませんか?
カバン自体が重くないですか?
「急に何だ?」「大きなお世話だ」と思われるかもしれませんが、
カバンの重い人、中身が乱雑な方は、めんどくさがりで、集中力散漫な人が
多いようです。
普段からやる気のでない人は、一度カバンを見直してみたらいかがでしょうか?
人間の注意力はすぐに途切れてしまうものです。経験則からわかると思います。
これから取引先に営業に行く場合、プレゼンに集中しなければいけません。
しかし、荷物が重いと、そこにばかり意識がいっていまいます。
最近よくスーツでリュックの人を見かけますが、重さが気になりにくい点では
非常に理にかなっていると思います。
またカバンだけでなく、靴やスーツも新しいのだと、体に馴染まず、
意識を集中できません。
ある営業さんは重要な商談に備えて、カバンを新しくしました。
当日、気分は心機一転、晴れ晴れしいのですが、取手部分が馴染まず
気になってしまい、本番では痛恨のミスをしてしまいました。
重要な場合ほど、馴染んだものを身に着け、軽量化して臨むべきなのです。
またカバンの中が整理整頓できていない人も同様に集中力が途切れてきまいます。
欲しいものをスッと取り出せないとストレスになるでしょ?
そのときに自律神経も乱れ、意識はそれたまま。もとに戻るには半日ちかく
かかってしまいます。
自律神経は情緒を安定させるのに役立っています。すぐに怒ったり、イライラして
しまうのは自律神経が原因かもしれません。
感情の起伏が激しい人は人からも距離を置かれ、出世することもできません。
人生うまくいかないと感じたときには、整理整頓をして、身の回りをきれいに
してみましょう。それだけで心が安定して、人生がうまく回り出します。
カバンを選ぶ際は何回も持ってみて、「握った感じ」「重さ」「質感」などを
吟味しましょう。そして余分な物は入れずに、少数精鋭にするのです。
たったこれだけのことなのに、集中力が高まり、自律神経は安定していきます。
より良い生活は毎日の小さいことの積み重ねです。
現状を維持しようと躍起になっていると、前には進めません。
小さな違和感に気付けるかが、人生の別れ道です。
自分の感性を大事にして、よい方向へと変わっていきましょう。