日本人は昔から稲作をして米を食べて生活していました。
弥生時代には稲作が広まったことを考えると、遺伝子的に米が適応するように
進化してきた可能性があります。最近はダイエットブームで炭水化物が
敵視される世の中になってしまいましたが、食べ過ぎなければ米は
日本人にあったダイエット食になると思います。
ダイエットに関して研究が進み、運動では痩せないことがわかっています。
お相撲さんを思い出してください。彼らは厳しい稽古に勤しみ、脂肪のベールとは
裏腹にその下には巨大な筋肉を持っています。そこまで運動しても痩せて
いかないところをみると、やはり運動とダイエットは関係ないのです。
体重のコントロールの9割は食事です。お相撲さんにしてもボディービルダー
にしても、最後は食事で体型をコントロールしています。
そうなると我々はダイエットのためにできることは、食事を少食にすること
だけです。
しかし、それは実は大問題で、人間は甘いもの、塩辛いものが大好きです。
食べることを自制するのは難しく、つい言い訳を言って食べてしまいます。
一番大事なのは家の中にお菓子をおいておかないことですね。
目に付くところに置いてあると、手が伸びてしまいます。お菓子類は
引き出しの中にしまい、目に触れないようにしましょう。
あとは食事を少食にするだけです。
ここでキーワードになるのが、お米です。私自身もお米を食べないダイエットを
してきましたが、その分他のおかずをたくさん食べてしまい、結局体重は
落ちませんでした。そこでいつもの白米を玄米に変えました。
お勧めはゆめぴりかの玄米五分付きです。しっかりとした歯ごたえがあり、
自然と噛む回数が増えて、食事がゆっくりになります。そのためいつもよりも
少ない量でお腹一杯になるためおかずの量も減りました。
玄米はミネラルや食物繊維も豊富で、健康的な上、腹持ちもいいため
少ない量でも満足します。
やはり、健康にいいからと言って、偏った食事をしているとダイエットにも
ならず、いつか健康を害する可能性さえあります。
旬の食材を取り入れ、たくさんの種類を食べることが健康に一番です。
自分の食べた食材で自分が作られるのですから。
最初から五分付きは食べにくいかもしれないので、七分付きくらいから
はじめて徐々に玄米部分を増やしていくのがいいかもしれません。
一度食べると癖になること間違いなし。本当に美味しいですよ。
是非一度賞味あれ。