有心の百錬、鋼を成す!

常に自分の成長を目指して!

限界を感じるな 大谷選手のように目標に向かって走ろう

何もする気が起きない。

昨日もネタが浮かばずブログをさぼってしまった。

朝、いつもと変わらない一日が始まるのか思うと憂鬱である。

世の中の人も同じなのかな?

誰もが、熱中できるものもなく、ただなんとなく過ぎていく日常に

安心感を覚えながら、どこかで何もしていない自分に焦りを感じている。

燃え尽き症候群でもないのに、そんなに頑張っていないのに、燃え尽きてしまって

いるのだ。

 

人間だからしょうがないと思っていたけれど、海の向こうには同じ人間とは

思えないほど、情熱を持ってひとつのことに打ち込んでいる侍がいる。

彼の名前は大谷翔平だ。

 

本塁打と盗塁、共に50以上の記録は前代未聞の大記録だ。

シーズン終わりに近づいているが、どこまで記録が伸びるのかに期待が

しちゃいます。ひそかに今一番の楽しみでもあります。

 

彼のすごさは私より皆さんの方がよくご存じかと思いますが、

毎年好成績を残し、私たちを驚きと感動を与えてくれる、数少ない

スーパー ハイパー デラックスモン スターでしょう。

 

しかし、その栄光の影では、他の選手よりも努力や練習に励んでいるのは

間違いありません。天才は生まれつきではなく、努力の積み上げによって

作られるものだからです。白鳥が優雅に泳いでいる水の下では、必死に足を

バタつかせ努力しているからこそ、前に進むのです。

 

彼が努力を怠ることなく情熱を持ち続けることのできる要因のひとつは

しっかりとした目標を持っていることです。

前回のWBCで、彼は最終アメリカ戦の前、全員の前で「憧れるのはやめましょう。

憧れてしまったら、超えられない。今日僕たちはトップに立つために来た。

勝つことだけに集中しましょう」と発言しました。

 

まさに彼にしか言えないような名言でしたね。

彼の思いと姿勢が伝わってきました。

 

人間が物事を達成できないのは、自分で限界を作っているからなのです。

自分でここまでだと思ったら、それ以上は成長しません。多くの人は夢と目標を

混同しがちですが、まったく別物なのです。夢は見るものでしかなく、

目標は達成するものです。憧れは夢と一緒です。

同じ舞台には立ってなく、観客席からただ見ているだけ。それでは試合になりません。

目標とは、自分をその位置まで運んでくれるリフトのようなもの。

同じ目線になってはじめて相手と戦えるのです。

 

男子100m走では、長い間10秒を超えるのは人間では不可能だとされてきました。

しかし、1968年のJ.ハインズ選手(米国)によって、はじめて破られます。

その時のタイムは9秒95でした。彼は不可能だと思ったことはなく、

常に10秒を切る目標を紙に書いて、常に思い続けていたと言います。

彼が9秒台になったことで、一気に他の選手も10秒切る人が増えました。

これは彼が限界がないことを証明したからに他なりません。

自分の中で限界を作らなければ、人間はどこまでも成長できる。そんなことを

教えてくれているようです。

 

大谷選手も自分に限界を設けていないからこそ、偉大な記録を樹立し続けています。

ちょっとした思い込みを捨てることで、我々も大谷選手のようになることもできる

でしょう。だって同じ人間なのだから。

私も自分の目標をしっかり再確認して、前へと進みたいと思います。

立ち止まることは悪いことではありません。疲れたときは、しっかり休んで、

また歩きだせばいいのです。