毎日ダイエットのために、食生活を気を付けたり、筋トレしている人も
多いと思います。しかし、旅行に出掛けたり、美味しいお菓子をもらったり
したときに、つい食べ過ぎてしまうことってないでしょうか?
食べ過ぎで罪悪感に陥ったり、自己肯定感が低くなったりしてしまう人に
朗報があります。ある研究によると5日ほどであれば、暴飲暴食しても
そこまで影響がないとのことです。
この研究は400人を対象にいつもより1000キロカロリーほど多めに
食べてもらい、体脂肪や体重がどのように変わるか調べた実験です。
さすがに5日も続ければ平均で体脂肪は約15%ほど増えていましたが、体重は
約900グラム程度しか増えていませんでした。暴飲暴食を止めたら
ほとんどの人が元の体重に戻っていました。
これは恒常性が働いているためですが、5日くらいであれば人間の体は
無意識に調整するということです。
これが1ヵ月続くと体重の増加が止まらなくなるので、恒常性の調整領域を
超えてしまいます。食べ過ぎが習慣化するとデブまっしぐらなのは、誰もが
納得のいくところでしょう。
たまに旅行で息抜きして、贅沢三昧したり、美味しいお菓子を食べる行為は
ダイエットとは無関係で、むしろそのご褒美はダイエットを継続するためには
必要なものですらあります。我慢だけでは生きていけないのが人間の本能です。
無理や我慢をし続けるのは、やめてしまうリスクが高くなります。ストイック
過ぎるより、ゆる~く長くやる方が効果的です。
この実験は対象人数が少ないため信憑性に欠ける部分もあると思いますが、
実体験でも、すぐに落ち着くことが分かっているので、真実味があると思います。
体重を気にしている人ほど、体重計には乗らないことです。体重は不定要素で
増減するため、当てになりません。月単位、年単位で変化を記録する程度で
大丈夫です。
一時の過ちは気にせずに、前向きに生きることです。
楽観的に考えることができる人ほど、健康寿命が高い傾向にあります。
毎日の少食を心掛け、ポジティブシンキングで過ごせば、体重は安定して
健康で過ごせるはずです。