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恋愛の極意:自己愛と感謝の大切さ

すべての恋愛がうまくいっていない人に、自称恋愛マスターの私が極意を伝授

致します。さぁ、愛の伝道師についてきなさい。

 

巷の恋愛の指南本には、「愛されるより愛しましょう」「相手に無償の愛を

与えることが大事」など自分の身を犠牲にしてでも、相手に尽くすことがすべてだと

書かれています。あのアドラーでさえ、これに賛同しています。

 

しかし、よ~く考えてください。

 

人間は本来、利己的な存在であり、自分がすべてであるはずです。動物界を

見回しても、オスは交尾したらどっかへ行っちゃう動物が多いですよね。

クマにしても、ライオンにしても、母親は子供を育てるために一生懸命で

無償の愛を提供するのは解ります。でも、オスは自分の精子をまき散らしたら

今度は他のメスにまき散らしに行きます。

自然界のルールを適応すると、オスは求愛のときには、食べ物を与えたり、

巣を提供することに必死ですが、メスとの交尾が成功すれば、あとはどうでもいい

とうことですね。

つまり、人間でいうなら夫婦になり、子供ができた瞬間に、父親の役割は終わり

不倫に走っていくのが自然な流れってことになります。

いや、流石に人間には理性があるので、そこまではいかない人が大半ですが、

無償の愛を提供し続けるのは無理があるのではないでしょうか?

人間も動物と同じ自然の一部であるならば、自然な行為が推奨され、自然に反する

行為は無理がたたり、どこかに亀裂が発生します。

それが原因で夫婦間や家庭がうまくいかなくなるのです。

 

では、どうすれば恋愛が長続きするのでしょうか?

 

それを解く鍵は最初に言った利己的にあります。

みんな自分が大切で自分ファーストなのです。これはゆるぎない事実であり、

自然なことです。

つまり、自分が満たされる生活を送ることができれば、自然と恋愛は

長続きします。

 

動物は成熟して力が強くなり、自分で生きていく自信がついたものが

求愛を行い次の世代に子孫を残していきます。

人間も同じく自分に自信がつけば、恋愛イベントに突入できるでしょう。

しかし、ネットやSNSの発達が、それに「待った」をかけます。

「海外旅行に行きまくっている」「高級車を何台も持っている」

「事業に成功して年収何億とある」。これらの情報を見てしまうと、自分が

ちっぽけな存在に思えて自信がなくなってしまうのは仕方ありません。

これが草食系または僧侶系男子が多くなってきた原因ではないでしょうか?

自分さえよければいいのに、他人と比較し過ぎてしまう。

 

「存在しているだけで、自分はえらい」と思えるくらいポジティブにいかなければ

恋愛など夢のまた夢。

そのために小さいことで満足する習慣を作るのが大切なのです。

「ドカ食いして満腹中枢を破壊する」「100均で無駄なものをたくさん買って

しまう」「LINEの返信が遅いとイライラする」こんな生活をしていませんか?

自分の胃袋の声を聞いて少食でも満足する。たったひとつの気に入ったものを

吟味する。相手にかまってオーラを出し過ぎるのも控えめに。

少しのことで満足することを覚えていくと、小さい幸せにいくつも気づき始めます。

すると自然と感謝することが増えていくのではないでしょうか?

「作ってくれた温かなご飯が美味しかった」「夕焼けが綺麗で見とれてしまった」

「昼間は暑かったが、夜は虫の声が聞こえてきて秋を感じた」

挙げればキリがありませんが、日常は感謝すべき幸せで溢れています。自分が

気付いていないだけで。

 

まずは感情という名の器を小さい幸せでいっぱいに埋めましょう。

そこからこぼれた落ちた分を相手に分け与えればいいのです。

何も自分の器にある幸せをすべて相手に捧げてしまう必要はありません。

逆に、自分の器が空になれば、相手に幸せをよこせという気持ちが出てきて

しまいます。

利己的という本能を満たしておけば、相手に分け与えたり、尽くしても

自然のルールには違反しません。自然な行為なら、未来永劫続いていくでしょう。

 

世の中には万有引力の法則があります。これは物体同士は引き付け合うという

法則ですが、自然である人間にも適応されます。類は友を呼ぶという諺があるように

似たものが引き合います。自分が歪んでいれば、同じように歪んだ人が

寄ってきます。逆に幸せでいっぱいな気持ちが溢れ出ている人は、同じように

幸せな人が寄ってきます。

 

まずは自分が幸せになることです。

仕事に精をだす。趣味を楽しむ。そして毎日、幸せを発見する。

幸せオーラを出し、こぼれ落ちた幸せを分け与えていれば、自然と幸せな人が

寄ってきます。追い求めなくても大丈夫です。

そして、結ばれた後も、この習慣を続けましょう。

欲望が強くなると、気付いたときには器の幸せは空になり、不自然な状態に戻って

しまいます。

 

恋愛とはつまるところ、相手はいるけど、自分の問題だということです。

うまくいかないときは、初心に戻って器が空になっていないかを確認しましょう。

気付いていないだけで、意外に貪欲になってしまっているものです。

自分の基礎ができていないにも関わらず、うまくいかないことを相手のせいにする。

これでは恋愛はうまくいかないも当然です。

 

恋愛の極意は毎日の感謝と小さい幸せです。大事な自分を大切にして労わりましょう。

自分が満たされてから、次は相手です。この順序を間違えてはいけません。

人間は利己的で自己中なのですから。

どうですか?参考になりましたか?

恋愛したくなったときが、チャンスです。是非幸せになってください。