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アメリカ関税政策の真相をお話します

トランプ大統領の関税政策は世界経済に混乱をもたらし、企業は困惑しています。

世界中の人がなぜこんな政策をおこなうのか謎だと思っていることでしょう。

 

アメリカが危惧していることは次のパンデミックです。

 

コロナウイルスによるパンデミックアメリカの立ち位置を危うくしました。

 

コロナ渦前はアメリカは最強で、世界を思い通りに動かしてきました。

アメリカにできないことはないとアメリカの全国民が思っていたことでしょう。

 

しかし、2020年に突如発生した謎のウイルスによって、

その神話は脆く崩れ去ったのです。

世界最大の経済大国であり、世界トップのIT企業や製薬会社を有し、

世界最強の軍隊をもっていても、病院ひとつ救えなかったのです。

 

マスクや防護服など感染対策に必要なものはすべて中国一か国で生産されて

いたため、膨大な費用を要して輸入せざるを得ませんでした。需要過多で

中国がダウンした途端、病院への支援すらできなかったのです。

国内産業の空洞化が露呈した瞬間でもありました。

 

コロナウイルスは下火になってきて、季節性インフルエンザのような

存在になることを願っている人もいると思いますが、変異によってまた毒性を

強くし猛威を振るう可能性さえあるのです。

コロナだけでなくペストやスペイン風邪も忘れていけません。

1900年以降、18年、57年、68年、2009年、

20年とパンデミックが発生しており、その頻度を考えると2100年までに

あと、2~3回くらいは起こる可能性があります。

 

次にパンデミックが起こったときに、アメリカが自国で対応できて、

世界の覇権国であり続けるために、産業の国内回帰が必要なのです。

荒々しい方法かもしれませんが、関税を高くすることによって

世界に散らばっていた生産を国内に呼び戻し、ぽっかりあいた空洞を埋めようと

しています。そして世界のサプライチェーンを同盟国で作り直し、安定化を図ること

こそ、アメリカの政策なのです。

 

しばらくは混乱が続くかもしれませんが、国内生産が一定ラインに達したことを

確認すれば関税は撤廃され、再び世界は今以上に発展していくことでしょう。

今は全人類が耐えるときかもしれません。