最近巷ではビットコインやイーサリアムで大富豪になった人をよく聞きます。
多くの人が急にでてきた得体の知れないものに、戸惑いを隠せません。
暗号通貨と名前も恐ろしいですよね。
暗号通貨を語る前に、大前提となるWeb3について少し説明します。
今現在のインターネットがWeb2です。
わかりやすいのが、Facebookですね。我々が書き込みをして、メタから情報が
配信される。それを閲覧する。
しかし、それにはデメリットがあり、メタ社に情報が集まり過ぎて、その情報を
武器にやりたい放題です。
つまり、一部のプラットフォーマーだけが巨万の富を手に入れて格差が広がるという
ことです。
そのためWeb3の概念が提唱されました。サトシ・ナカモトという人物から
ネットに送られてきた情報に、この技術の詳細が記載されていたと言われています。
しかし、彼が日本人なのか、どこの誰かまではわかりません。
非常に謎に包まれた事実です。人間はこのような謎が大好きですよね。
さて、Web3とは、ブロックチェーンと呼ばれるシステムで個人同士を結んで、
互いに監視するというインターネット形態です。Web2の弊害だった広告が
入らないのが、Web3の特徴です。現在使われているアプリにBraveがあります。
私も使っていますが、広告が入らないので、結構快適ですよ。
このWeb3に使われるブロックチェーンの技術を使ったのが、暗号通貨です。
ドルや円は政府が保証しているので、通貨としての価値がありますが、
暗号通貨はみんなが監視して認めているため、通貨価値を保っています。
非常に脆弱な感じがしますが、現物がないためネットでの取引に特化している
利点もあります。要は銀行を介さないので、他国間でも送金や資産の移動にも
便利だというわけです。
中国では資産の海外移動が問題になり規制が厳しくなりました。そこで多くの
中国人は現金を仮想通貨に変えて、他国に送金したりしたため、ビットコインの
価値が急激に上がった時期もありました。中国の先行きが不安になると
ビットコインの価値が連動して上がったのです。現在では、さらに規制が厳しくなり
この方法は廃れていきましたが、考える人が天才ですよね。発想が面白いです。
さて、株式のように、なぜ価値が上がったり、下がったりするのかが不明な
暗号通貨ですが、時代と共にその存在が無視できなくなっています。
もう10年もすれば、世界の基軸通貨は暗号通貨になっているかもしれません。
現在も右肩上がりに価値が上がってきてますから、今からでも買っておくと
将来大富豪になっているかもしれませんよ。