有心の百錬、鋼を成す!

常に自分の成長を目指して!

サラリーマン脳では経営者になれない

会社は二代目、三代目に潰れるという話をよく聞きます。

ホンダやパナソニック本田宗一郎松下幸之助のような偉大な経営者が

作って以降、それを超える経営者は現れません。

 

なぜ偉大な経営者は現れないのでしょうか?

 

会社を起業した経営者は明確な経営ビジョンを持ち、それに向かって努力を

惜しまず、自分で試行錯誤を繰り返します。その結果会社は軌道に乗り、

発展していきます。

しかし、二代目、三代目になるとその経営者に指示をされて、仕事をしていく

ことになります。すでに出来上がったレールの上を進むため、発展よりも

安定性を求めるようになります。つまり、完全なサラリーマン思考なのです。

そのため、いざ経営者という立場になるとサラリーマン思考しかできないため

安定ばかり求めて冒険しません。はっきり言えば、サラリーマン上がりでは

経営者にはなりえないのです。

 

経営者になりたい人には困惑する事実かもしれません。

ですので、もし経営者になりたいなら、大企業で働くのではなく、中小企業で

経営や仕事を学び、すぐに独立するのです。大企業では細分化された業務の

一旦を担うだけですが、中小企業は全部を少人数で行います。利点はすべての

仕事を把握できることです。起業すれば、経理、開発、広報、庶務などすべて

一人でおこなわなければいけません。大企業で営業職をしたところで、他の仕事が

わからなければ会社は成り立たないのです。

 

起業家になりたい人は自由に仕事ができることを利点に上げますが、

多くの人はお金が儲かるからからでしょう。サラリーマンではいくら頑張っても

給料は上がりませんが、起業家は頑張った分、給料が増えます。これほど

モチベーションが上がることはないでしょう。

 

お金は人から感謝されたときに自分のところにやってきます。

そのため感謝される人が多ければ多いほど、たくさんのお金が手に入ります。

このお金の法則があるため、悪事を働く人からは最終的にお金が消えて

いきます。

つまり、どうやってお金を稼ごうかと考えるより、どうすれば多くの人のために

なるのかと考えることが億万長者への近道です。

 

経営者に限らず、世のため、人のために仕事を頑張ることこそ、自分の人生を

豊かにして幸福感を高めます。ぜひ、二代目、三代目の経営者たちもこのことを

忘れずに精進してほしいと思います。