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男女差別は問題なのか?

もし自分が生まれ変わるなら、次は異性に生まれたいですか?

男性から見れば、女性は先生に怒られることも少なく、結婚すれば仕事を

辞めることも可能になり、イージーモードだと思う人もいます。

逆に、女性から男性を見れば、就職に有利で仕事を思う存分やることが

できると思う人もいるでしょう。

 

隣の芝が人工芝のように青々と見えるように、他人が自分より良い人生を送って

いるように感じるものです。日本は戦前までは男尊女卑が酷い国でしたが、戦後になり

男女雇用機会均等法などの成立によって少しずつ男女格差が少なくなって

きている感じがします。しかし、まだ根強い男女差別があることは確かです。

 

この差別についてあなたはどう感じますか?

 

もし、完全なる平等を思想に掲げるなら、男子校や女子校は存在しては

いけません。男性、または女性だけが就ける職業もあってはいけません。

バニーガールやレースクイーンだって男性がなってもいいのです。(個人的には

女性だけであってほしいですが…)

会社の就職においても、女性は結婚や出産によって退職する可能性があるため、

出来るだけ長く働ける男性が欲しいと内心思っています。

みんな表向きは男女平等を謳っていますが、現実を見ると意外に差別が多く

多くの人はそれが当たり前になって、おかしいとも思っていません。

つまり、差別自体は問題ないということです。

 

2018年に東京医科大学で受験点数が操作され女子が落とされ、男子が

多く入学した問題がありました。この事件の一番の問題は差別をしたことではなく

この大学がしっかり説明できなかったことなのです。

先ほどの説明の通り、男女に違いがあることは多くの人が認識しているので、

採用に偏りがあることは暗黙の了解で誰も何も言わないでしょう。

しかし、大学側の説明が不十分であり、謝罪してしまったため問題になりました。

このとき、しっかりと不足している救急医を育てたいので、女性では体力的に

難しいので男性を合格にしたと言えばよかったのです。入試前に予め公表して

おけば、女子は他の大学を希望するので、問題にはならなかったでしょう。

確かに女性は辞める人も一定数いるので、医師の数を増やしたい大学と

国としては男性に多く入学してもらいたいという思惑があったのは事実です。

 

人間は理不尽なことを嫌います。けれど、大抵の人はしっかりとした理由さえあれば、

理不尽だったとしても納得するものです。自分の意志決定には必ず理由を

考え、納得して行動しましょう。それこそが、この差別社会を生き抜くために

必要なことです。慣例に従って行動することは、今回のような問題が発生しやすく

自分を追い込んでしまいます。

 

この差別問題は今後もなくならないでしょう。

つまり、如何に社会に不満を持ったとしても、自分の待遇は変わらず、

気にすればする程、自分が惨めになるだけです。最初から差別があることを

自覚して、それを見越した対応をしていくことによって、この問題は

相対的に解決していくはずです。