有心の百錬、鋼を成す!

常に自分の成長を目指して!

幸せを実感するためのヒント

あなたが今一番欲しいものは何でしょう?

 

お金でしょうか?または愛する人でしょうか?ひとりで趣味に没頭できる時間で

しょうか?

 

人間の数だけ欲しいものがあると思いますが、共通するのが「幸せ」だと

思います。

 

人間はいつ何時も幸せを求めています。しかし、テレビやSNSのせいで

自分よりお金持ちや幸せそうな家庭と比較してしまい、自分は不幸だと

思い込んでいる人が多いのが現状です。

 

また、メーテルリンクの童話「青い鳥」のように、身の回りに幸せがあるのに

気付いていない人が多いのも事実です。

 

なぜ人は幸せを実感できないのでしょうか?

 

それには幸せのカテゴリーとバランスを知らなければなりません。

 

大きく分けて幸せには「達成感」「ふれあい」「リラックス」の3つのカテゴリーが

存在します。このバランスが悪いと人間は幸せを感じにくくなります。

 

では、まず達成感から見ていきましょう。

「仕事で大きなプロジェクトを成功させた」「志望校の大学に合格した」

「富士山に登頂した」「長年欲しかった高級車を買った」など目標を達成した

ときや、やり遂げたときに感じるものです。

 

次がふれあいです。

これは家族、恋人、夫婦、子供や仲の良い友人のように近い人をはじめ、

会社の同僚、上司、部下、近所の人たちなど、自分と関係のある人たちと

接することです。人間はひとりでは生きていけません。人と触れ合うことで

孤独感が消えて幸せと感じることでしょう。

 

最後がリラックス。

これは自分の緊張感がゼロのときです。気持ちいい気候の中、ハイキングに

出掛ける。家で映画をみる。音楽を聴く。趣味に没頭する。自分の時間を

有意義に過ごしているときに感じるものです。

 

この3つがバランスよく感じると人間は幸せを実感します。

例えば、仕事人間で大成功を収めても、家族は離散し、家に帰っても仕事では

幸せでしょうか?

投資で10億のお金を手に入れても、仕事をせずに引き籠っていたら、達成感も

得られず、つまらない人生になることでしょう。

一人暮らしで趣味に没頭するするのも楽しいかもしれませんが、孤独感によって

むなしく感じることもあるでしょう。

 

どれが欠けても人間満足しません。自分の人生に、この3つがあるかを書き出して

検証してみましょう。そして足りないものがあれば、補うように心掛けると

人生は充実してきます。それはたくさんなくても大丈夫です。

10億もなくても、友達が100人いなくても、趣味が10個もなくても、

少しあればいいのです。

大事なのは小さいものでも発見したら、「ありがたい」と思うことです。

青い鳥ではないですが、幸せはすぐ近くにあります。

「毎日美味しいご飯が食べられる」「家族がおかえりと言って迎えてくれる」

「面白いテレビがやっていた」当たり前のことかもしれませんが、これらも

幸せの一つです。すべてありがたいことなのです。

 

普段は見落としている小さい当たり前に気づくこと、そして幸せのバランスを

取ること。これさえ守れば誰でも幸せを実感できます。何気ない日常に

感謝して生きることです。小さい幸せに喜びを感じましょう。